日本SGI、Linuxサーバのエントリーマシンを発売

日本SGIはLinuxサーバ「SGI Altix」シリーズのエントリー機として「SGI Altix 330」を発売。合わせてワークグループ向けストレージ「SGI InfiniteStorage S330」も同時発売する。

» 2005年08月03日 14時05分 公開
[ITmedia]

 日本SGIは8月3日、Intel Itanium 2プロセッサを搭載した「SGI Altix」シリーズのエントリーマシン「SGI Altix 330」を発売した。ハイエンドの「Altix 3700」、ミッドレンジの「Altix 350」と合わせて広い範囲を同製品群でカバーできる体制が整ったといえる。

Altix 330 Altix 330

 1UサイズのAltix 330は、1.3GHzから1.6GHz、オンチップ・キャッシュ3MBから6MBのIntel Itanium 2プロセッサを1または2個搭載可能で、システムメモリは最大16Gバイト。OSには Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9などが選択可能。

S330 SGI InfiniteStorage S330

 また同時に、ワークグループ向けストレージ「SGI InfiniteStorage S330」も発売された。従来のTP 9000シリーズおよびTP 900シリーズの下位に位置づけられるシステムで、最新のファイバー・チャネル(FC)アーキテクチャに対応したコントローラにSATAディスク・ドライブを搭載する。持続転送レートは最大で485Mバイト/秒で、データ容量は2.8Tバイトから16Tバイト以上のデータを格納可能。

 価格はSGI Altix 330が191万5000円から、InfiniteStorage S330が284万円から。

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