Intel、デュアルコアXeonを年内に投入へ

Intelは来年出荷の予定だったデュアルコアXeon MPを年内に投入する。デュアルプロセッササーバ向けのデュアルコアXeonは来年1〜3月期に投入予定。

» 2005年08月16日 07時56分 公開
[ITmedia]

 米Intelは8月15日、デュアルコア版サーバプロセッサXeonとXeon MP(コードネームPaxville)の出荷予定を前倒しし、年内に投入すると発表した。

 デュアルコアのXeon MPは当初2006年に出荷する予定だったが、開発の進展を受けて投入時期を早めた。プロセッサ4基以上を搭載したサーバ向けとなり、従来世代に比べて60%のパフォーマンス向上をうたっている。チップセットはデュアルコア向けに今年投入されたE8500を利用する。

 デュアルプロセッササーバ向けのデュアルコアXeon(コードネームPaxville DP)は50%のパフォーマンス向上を実現、E7520チップセットを利用する。このプラットフォームを基盤として、サーバ向けのBensley(コードネーム)とワークステーション向けのGlidewell(同)を来年1〜3月期に投入予定。

 64ビットのPaxville、Paxville DPともハイパースレッディング技術を搭載、デュアルコアプロセッサ1基で4つのスレッドの同時処理が可能になる。Execute Disable Bitなどによるセキュリティ機能強化、Demand Based Switchingによる電力管理機能の強化も図っている。

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