この世にはさまざまなオープンソース・ソフトウェアが存在する。しかし、世に知られていないものも多い。そこで夏休み特別企画として、さまざまな分野の特選オープンソース・ソフトウェアを紹介しよう。
昔からテキストエディタでxyzzyを利用している。Windowsの良さとEmacsライクなキーバインドが売りだ。だが、それに慣れていると、ほかのアプリケーションがとても不便になるときがある。
あまりに通常のWindowsアプリケーションに比べてキーバインドが違いすぎるのだ。次の文字に進もうとして検索ダイアログが出たり、保存の際に余計なCtrl+xキーを押していたりする。これはとても不便だ。
ここで紹介するオープンソース・ソフトウェアはXKeymacs、WindowsアプリケーションでEmacsのようなキーバインドを実現してくれるユーティリティだ。
Emacs派であれば使わない手はない。設定をアプリケーション単位で切り替えられるので、使い慣れたアプリケーションは無効にしておくことができる。
また、Emacsと同様、自分の使い勝手良くキーを切り替えることもできる。例えば筆者の場合、[Ctrl]+\キーがUndoで、日本語切り替えは半角/全角キーを利用している。そんな設定も簡単に行える。さらに素晴らしいことには、指定した範囲を一時バッファにコピーするYankも扱うことができる。
同様のツールは多数あるが、GUIで手軽に設定して使いたい場合には同ソフトウェアがお勧めだ。作業効率アップには欠かせないツールになるだろう。
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