FeliCaを利用し、本人認証を行う、富士ゼロックスのプリンタ用ソフトに最新版が登場する。他社製セキュリティシステムとも連動。
富士ゼロックスプリンティングシステムズは9月21日より、非接触ICカード「FeliCa」に対応した情報漏えい対策用ソフトウエア「富士ゼロックス iPrinting.Secu@ 認証印刷システム for DocuPrint 2.0」の販売を開始する。
「iPrinting.Secu@」は、文書出力前にユーザー認証を行なうことで、紙文書による情報漏えいリスクを低減するシステム。今回のバージョンアップで、従来の接触式ICカードへの対応に加えてFeliCaに対応し、カードリーダーにFeliCaをかざすだけで、認証が可能になる。
また、デスクトップ・セキュリティシステムとして普及しているソリトンシステムズの「SmartOn NEO」との連携に加え、「SmartOn Solo」とも連携可能となった。これによりニーズに合わせたセキュリティ環境の構築が行える。
サーバソフトは、「SmartOn NEO/Solo」連携版の「iPrinting.Secu@ 認証印刷サーバーS for DocuPrint 2.0」、単独版の「iPrinting.Secu@ 認証印刷サーバー for DocuPrint 2.0」共に、標準価格はそれぞれ15万円(税別)。
クライアントソフトは、「SmartOn NEO/Solo」連携版の「iPrinting.Secu@ 認証印刷クライアント S for DocuPrint 2.0」、単独版の「iPrinting.Secu@ 認証印刷クライアント for DocuPrint 2.0」共に、それぞれ1ライセンスから5000ライセンスまで用意されており、標準価格は5000円から840万円(税別)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.