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» 2005年09月08日 23時11分 公開

ベンダー非依存の通信技術マップを開発、業界団体が発足へ

特定のベンダーに依存しないネットワーク技術者の育成と資格認定試験の実施を目的とした業界団体、NACSEコンソシアムジャパンが11月に発足する。

[垣内郁栄,@IT]

 NACSE(全米通信システム技術者協会)の資格認定試験に基づき、特定のベンダーに依存しないネットワーク技術者向けの技術マップと教育コースの開発を目指す業界団体、「NACSEコンソシアムジャパン」が11月に発足する。

 運営事務局を務めるナクシージャパンの代表取締役社長 小林忍氏は「技術者のレベルに応じてどのネットワーク技術を修得する必要があるかなどのスキル項目のレベル付けを行って、ベンダに依存しない技術指標を作成する」とコンソシアムの活動を説明した。

小林氏 ナクシージャパンの代表取締役社長 小林忍氏

 コンソシアムはネットワーク機器ベンダーと、システム・インテグレータを中心とする一般企業、教育機関で構成。コンソシアムの指標検討部会で、技術者に必要なネットワーク技術を抽出し、レベルに分けてマッピングする。このマップを基に資格認定試験や教育コースを開発する。

 教育コースはそれぞれ理論編と実習編に分かれていて、理論編はどのベンダーでも共通。実習編は対象となるベンダーの製品に合わせて修正する。ベンダーに依存しない中立的な教育コースを開発することで、技術者のレベルを客観的に評価することを狙う。

 コンソシアムに参加することを表明したネットワーク機器ベンダーはアライドテレシス、エクストリームネットワークス、アラクサラネットワークスなど5社。小林氏はさらに3〜4社を追加したいと述べた。また、一般企業は中国電力や日立電子サービス、CSK、NECラーニングなど8社が参加。一般企業は50社程度まで増やす予定だという。

 コンソシアムに参加することで、ネットワーク機器ベンダーは資格認定制度付きの自社製品の教育コースを短期間で立ち上げることができるという。教育コースの企画、運営は、これまでNACSEの資格認定試験や教育コースを事業展開してきたナクシージャパンに委託可能。一般企業会員は、コンソシアム参加でマルチベンダーに対応した中立的なスキル指標が社内で利用できるようになるという。

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