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» 2005年09月14日 23時21分 公開

ITアウトソーシングは管理の委託から「経営強化」の手段へ、IDC Japan

IDC Japanによると、2004年の国内ITアウトソーシング市場規模は前年比6.2%増の1兆6698億円に上った。

[ITmedia]

 IDC Japanは9月14日、国内のITアウトソーシング市場に関するレポートをまとめた。これによると、2004年の国内ITアウトソーシング市場規模は前年比6.2%増の1兆6698億円に上った。また、2004年からの5年間は年平均7.9%の成長を見せ、2009年には2兆4478億円の規模に達する見込みだ。

 2003年は、ITアウトソーシング市場も他の関連市場同様、ITバブル崩壊による投資抑制の影響を受け、成長が大幅に鈍化した。しかし2004年になって企業の設備投資意欲が回復してきたことから、一転して堅調な成長を見せたという。

 ただし契約内容を見ると、2002年ごろまでは多くの長期/大型アウトソーシング契約が見られたのに対し、2004年は案件数こそ増加しているものの、1件あたりの規模は縮小の傾向にあるという。

 IDC Japanではこれを踏まえ、国内ITアウトソーシング市場は「安定成長期」を迎えたと指摘。今後も企業の「コスト削減」「業務改善・改革」に対する期待から安定成長を続けると予測している。またサービスを提供する側には、単なる情報システムの管理/運用委託に代わり、企業の経営強化につながるサービスが求められるようになるだろうとしている。

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