網屋、大規模環境向けのファイルサーバアクセスログ収集システムを発売

網屋は、多数のファイルサーバが稼動している大規模システムを対象としたファイルサーバアクセスログ収集システム「ALogコンバータ」の販売を開始した。

» 2005年09月20日 23時11分 公開
[ITmedia]

 網屋は9月20日、多数のファイルサーバが稼動している大規模システムを対象としたファイルサーバアクセスログ収集システム「ALogコンバータ」の販売を開始した。

 同社はこれまで、情報セキュリティ監査を支援するファイルアクセスログ収集/整形システムを提供してきた。

 これに対しALogコンバータは、ファイルサーバの台数が多く、大量のアクセスログを保有する大規模環境向けのツール。ファイルサーバ上にログを一時保管し、圧縮した上で転送する仕組みを採用することで、1日500GB以上のデータを処理しながら、利用する帯域を節約することができるという。また、収集されたデータは自動的にデータベース化され、アクションやユーザーを元にログを抽出することが可能だ。

 ALogコンバータの対応OSはWindows 2000/2003 Serverで、「Windows Powered by NAS」を搭載したNASサーバもサポートする。価格は、ログ収集対象となるサーバが10台の場合で98万円から。初年度80社への出荷を見込むという。

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