SonicWALLは、小規模ネットワーク向けの統合セキュリティアプライアンス「SonicWALL TotalSecure」を発表した。
SonicWALL日本オフィスは9月27日、ユーザー数50名以下の小規模ネットワーク向けの統合セキュリティアプライアンス「SonicWALL TotalSecure」を発表した。
同社はこれまでも、中堅/中小企業や地方拠点、SOHOなどを対象としたセキュリティアプライアンス製品「SonicWALLシリーズ」を提供してきた。いわゆるファイアウォール/VPNアプライアンスだが、オプションサービスを追加することで不正侵入防御(IPS)、ゲートウェイでのアンチウイルス/アンチスパイウェア、コンテンツフィルタリングといったセキュリティ対策も実現できる。
新たに発表されたSonicWALL TotalSecureは、既存のSonicWALLシリーズのうち「TZ 170」もしくは新モデルの「TZ 150」をハードウェアプラットフォームとして利用し、その上に、オプションも含めた一連のセキュリティソフトウェアを搭載する形で提供される。ネットワークレベルの対策だけでなく、アンチウイルスをはじめとするコンテンツレベルのなどのセキュリティ対策をひとまとめに導入できる点が特徴だ。
SonicWALL TotalSecureにはユーザー数に応じて、「TotalSecure 10」「TotalSecure 25」および「TotalSecure 50」の3種類がある。価格はそれぞれ9万8000円、22万8000円、37万円となっており、9月30日より出荷が開始される。
なお、2年目以降はセキュリティサービスと保守サポートを含んだ「サービスパック」の購入が必要だ。また、既にTZ 170を導入している場合は、SonicWALL TotalSecureサービスパックを購入することでアップグレードが可能という。
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