Oracle、PeopleSoft製品のアップデート発表

Oracleは「Fusion」プロジェクトのロードマップに従ったPeopleSoftのアップデートを発表した。

» 2005年10月06日 08時52分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは10月5日、PeopleSoftアプリケーションのアップデートを発表した。PeopleSoft買収後も同社製品のサポート・強化に当たるという約束を果たすものであり、PeopleSoft顧客がOracleの次世代エンタープライズアプリケーション「Project Fusion」に移行するための足掛かりになると位置付けている。

 新版のうち「PeopleSoft Enterprise Supplier Relationship Management(SRM)8.9」では、サプライヤー契約管理強化のための新モジュール「Enterprise Supplier Contract Management」を提供。契約プロセスの標準化と契約成立にかかる時間短縮、契約遵守を支援する。サプライチェーン管理ソフト新版「Supply Chain Management(SCM)8.9」も同時リリースされた。

 会計ソフト新版「Enterprise Financial Management 8.9」は、米企業改革法など各種の政府規制に対応。プロジェクト管理、リスク回避などの機能強化が図られ、資産ライフサイクル管理のための新モジュールが組み込まれている。

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