マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンは、負荷/性能検証テストツールの最新版「Mercury LoadRunner 8.1」を発表した。
マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンは10月20日、負荷/性能検証テストツールの最新版「Mercury LoadRunner 8.1」を発表した。
LoadRunnerは、システムに大量のアクセスを発生させ、パフォーマンスにどの程度の影響が生じるかを検証できる負荷テストツールだ。
新バージョンではユーザーインタフェースを改良し、テストシナリオ(スクリプト)の設計/構築を効率的に行えるようにした。これまで負荷テストでは、全体の時間のうち70〜80%をテストシナリオ作成に要していたのが、新バージョンではその手間を大きく省くことができるという。
また、パフォーマンスのボトルネックを診断し、原因を切り分けて解決するための「Mercury Diagnostics」との連携がサポートされた。これにより、J2EEや.NET、SAPやOracleなどさまざまなアプリケーションについて、どのコンポーネントやメソッド、SQLステートメントがボトルネックになっているかをピンポイントで特定し、迅速な解決につなげることができる。
Mercury LoadRunner 8.1の価格は380万円から。10月28日より出荷を開始する。なお同時に、分散した開発拠点にまたがりテスト実行/結果を一元的に管理できるツールとLoadRunner、Diagosticsをまとめた「Mercury Performance Center」についても、新バージョンの8.1がリリースされている。
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