ニュース
» 2005年10月24日 17時37分 公開

NECインフロンティア、マツバラにFOMAと連携したIP電話システムを構築

中小企業向けのゲートウェイシステム「Aspire」をベースに、N900iLと構内PHS、固定電話を混在させたシステムを構築した。

[ITmedia]

 NECインフロンティアは10月24日、マツバラに「Aspire」(2003年6月18日の記事参照)と、FOMA/無線LANデュアル端末「FOMA N900iL」(2004年7月13日の記事参照)を連携させたIP電話システムを構築したことを発表した。

 Aspireは、中小規模の事業所を対象とした、IP対応のオフィスコミュニケーションゲートウェイシステム。SIPゲートウェイ機能を備えており、IP電話や事業所間のVoIPネットワーク、構内PHS、CTI(Computer Telephony Integration、電話やFAXをコンピュータシステムに統合する)を統合できる。

 マツバラは岐阜県関市で操業する小物鋳物専業メーカーで、自動車部品・家電部品・産業機械部品などの生産を行っている。従来、工場内での呼び出しは構内放送で行っていたが、工場稼動時の音が大きいために連絡が付きにくいなどの問題があった。新システムでは、マネージャーや営業パーソンに「N900iL」を、工場内の主要生産ラインの班長やリーダーに構内PHS端末を配備し、バイブレーションで着信を知らせることによりレスポンスの向上を実現した。Aspireでは、N900iLと構内PHSを混在して利用できるところも評価されたという。

 同システムの導入後、場内での呼び出し・応対にかかわる工数が1日3時間削減され、これまで折り返しで連絡をしていた通信コストも大幅に削減。また、「N900iL」1台で、デスクの固定電話機と外出用の携帯電話の機能が果たせるため、営業パーソンに支給する電話機台数を大幅に減らし、コストパフォーマンスの向上に成功しているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -