ゼンド、PHPとOracleの連携を実現する「Zend Core for Oracle」日本語版をリリース

ゼンド・ジャパンは11月1日、PHPとOracle Databaseを連携させたWebシステムの構築を支援する「Zend Core for Oracle」日本語対応版をリリースした。

» 2005年11月01日 19時40分 公開
[ITmedia]

 ゼンド・ジャパンは11月1日、オープンソースのスクリプト言語「PHP」とOracle Databaseを連携させたWebシステムの構築を支援する「Zend Core for Oracle」日本語対応版をリリースした。

 Zend Core for Oracleは、米Oracleと米Zend Techologiesが協力して開発した無償のパッケージだ(関連記事)。Zendはこれに先立ち、PHPとIBMのCloudscape/DB2 Universal Databaseを連携させることを目的としたパッケージ「Zend Core for IBM」をリリースしており、それに続く第二弾となる。

 Zend Core for OracleにはPHP環境のほか、Oracle 10g/9iに接続するための「OCI8ドライバ」が含まれている。このドライバは、両社によってあらかじめバグフィックスやチューニングが施されているため、PHPとOracleを連動させたWebシステムを容易に構築できる点が特徴という。

 Zend Core for OracleはLinux/Solarisに対応しており、今後AIXやWindows XP/2000、Windows Server 2003など他のプラットフォームもサポートしていく計画だ。パッケージはユーザー登録の後、ゼンドのWebサイトよりダウンロードできる。

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