日立、BladeSymphonyで北米サーバ市場に進出

日立製作所は、北米地域で「BladeSymphony」を軸にしたサーバ事業を開始する。自社販売のみならずOEM販売も展開するという。

[ITmedia]

　日立製作所は11月8日、北米地域でサーバ事業を展開することを発表した。ブレードサーバを活用した基幹システム向けサーバプラットフォーム「BladeSymphony」を軸に、自社販売のみならずOEM販売も展開するという。

　同社は、北米におけるサーバ事業の販売組織として、北米統括会社である日立アメリカ社内に「サーバシステムグループ」を10月1日付けで設置。また、カリフォルニア州にシステムの性能評価や接続検証などを行える「システム評価センター」を開設したほか、北米各地に24時間365日体制で対応を行う保守サポートセンターを設置した。12月1日より日立アメリカを通じてBladeSymphonyの出荷を開始する。

　日立は今後、北米での事業展開を足がかりに、他の地域への事業拡大も図る方針。北米を中心とする海外市場において、今後3年間でBladeSymphony関連事業で3億ドルの売り上げを目指すという。