アスキーソリューションズ、Outlook連携オプションを備えたメールサーバの新版

アスキーソリューションズは11月25日より、Outlook連携オプションなどを追加した企業向けメールサーバの新バージョン「MDaemon 8」日本語版の販売を開始する。

» 2005年11月18日 11時58分 公開
[ITmedia]

 アスキーソリューションズは11月25日より、Windows上で動作する企業向けメールサーバの新バージョン「MDaemon 8」日本語版の販売を開始する。

 MDaemon 8は、米Alt-N Technologiesが開発したメールサーバ。ユーザー環境に応じて、SOHOや小規模ユーザー向けの「Standard版」と、LDAPなどを用いてユーザーアカウントを管理している大規模企業向けの「Pro版」が用意されている。新バージョンではエラー管理機能が改善された。

 また、特にPro版では、DomainKeys Identified Mail(DKIM)機能をサポートすることにより、フィッシングメールやなりすましメールを判別できるようになった。ほかにスパム対策関連で、スパムの誤解析を防ぐ「ハッシュキャッシュ」のサポート、スパムの可能性が高いメールを一定時間監視して判別を行う「グレーリスト」機能の強化などが図られた。

 さらにオプションとして「Outlookコネクタ」が提供される。これを利用すれば、MDaemonとOutlookとのデータ連携を実現し、複数のユーザーの間でMicrosoft Outlookの予定表、仕事、連絡先などを共有できるという。

 価格は、MDaemon 8 Standard版が6ユーザーで2万1000円から、Pro版は6ユーザーで6万3000円から。Outlookコネクタ付き25ユーザー版は18万9000円などとなっている。

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