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» 2005年11月22日 09時12分 公開

「RFIDはパイロットから実運用の段階に」、BEAがミドルウェア製品提供へ

日本BEAシステムズは米ConnecTerra買収を踏まえ、自社ブランドでRFIDタグの情報を処理するミドルウェア群3製品を提供していく。

[ITmedia]

 日本BEAシステムズは、自社ブランドでRFIDタグの情報を処理するミドルウェア群3製品を提供していく計画を明らかにした。米BEAが今年10月に買収したConnecTerraの製品群をBEAブランドの下で提供していく。

 「顧客がRFIDをパイロットプロジェクトの段階から実運用へ、小規模な導入から全社的な導入へと移行しつつあるこの時期、いいタイミングでの買収だった」と、買収にともないConnecTerraから米BEA Sytemsに移ったピーター・ベルナップ氏(RFIDビジネス・デベロップメント/ソリューション・アーキテクチャ担当ディレクター)。

 BEAとConnecTerraはこれまでも、いくつかのRFID導入プロジェクトに関して協業してきた。両社の製品を連携することによって、RFIDタグの情報を収集するエッジ側から統合/メッセージング層、アプリケーション、さらにはポータルにいたるエンドツーエンドのRFIDシステムを実現できるとベルナップ氏。特に、本格的な運用で求められる信頼性やセキュリティといった要件に応えられるとした。

 具体的にリリースされる製品は、生産ラインなどの現場に置かれてさまざまなRFIDリーダ/ライタからデータを受け取り、不正データなどをフィルタリングする「WebLogic RFID Edge Server」、複数のEdge Serverからデータを集約し、業務プロセスと連携させながらICタグと実際のモノのひも付けやプロビジョニング、場所情報などの管理を行う「WebLogic RFID Enterprise Server」。また、Edge Serverの機能に流通/小売業などで求められるワークフローシステムに沿って情報を処理できるようにする「WebLogic RFID Edge Server Compliance Edition」も提供される。

 いずれも2バイトに対応しているため日本語環境でも利用可能だが、2006年第1四半期に各種ドキュメントなどを日本語化したバージョンを提供する予定だ。国産のRFIDリーダ/ライタなどへの対応も、今後の取り組みの1つになるという。

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