ヤマハ、中小規模ネットワーク向けセンター用VPNルータを発表

ヤマハは、SOHO・中小規模ネットワーク向けVPNルータ「RTX3000」を発表した。2006年1月下旬から発売する。

» 2005年11月24日 16時12分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは11月24日、SOHO・中小規模ネットワーク向けVPNルータ「RTX3000」を発表した。2006年1月下旬から発売する。

 中小規模ネットワークのセンター用VPNルータとしての利用に向いた製品。ベストエフォートの回線を利用してもネットワーク全体の通信品質を向上させることができる、独自の適応型QoS機能を搭載するのが特徴。VPNとしては、DES/3DES/AES暗号方式をハードウェア処理することで、最大500までのVPN接続数、最大360MbpsのVPNスループットを可能にした。

 また、拡張モジュールによりISDNにも対応できるほか、8ポートBRIまたは1ポートPRIモジュールと組み合わせることで、ISDNをバックアップ回線として用いることができる。

 管理機能も強化しており、RTX3000へTELNETで最大8人のユーザーが同時にログインできるようになったほか、ユーザー名を指定した接続にも対応した。リモートアクセス機能拡張としては、SSHバージョン2に対応したSSHサーバ機能も搭載する。

 価格は、52万2900円。オプションとなるPRIモジュール、BRIモジュールはそれぞれ15万7500円、10万5000円。

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