アプリケーションベースの脆弱性に対し、テリロジーが米3Com TippingPointのアプライアンスを2006年1月から販売開始する。
テリロジーは30日、米3Com TippingPointの侵入防御システム(IPS)で統合されたアプライアンス製品「TippingPoint X505」の12月からの出荷を受け、2006年1月から販売開始することを発表した(関連記事)。これに伴い、12月1日から2006年2月28日までには、国内向けのキャンペーン「TippingPoint “IPS Challenge”」を実施する。
「TippingPoint X505」は、UTM(Unified ThreatManagement:統合脅威管理)を実現するアプライアンスであり、ファイアウォール、VPN(IPsec)、帯域管理、コンテンツフィルタリングなどが追加されたもの。
また、大きな特徴としているのはアップデートサービス「TippingPoint Digital VaccineR」によって最新の脆弱、ゼロデイ攻撃ワクチンのアップデートが提供される点だという。
主なハード仕様は、筐体サイズが1RU、背面に10/100Base-TXポートを5つ搭載、スループットは、IPS/ファイアウォール使用時で最大100Mbps、IPsec VPN使用時では最大50Mbps。最大1000のVPN接続をサポートしている。
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