企業向けWebマーケ分析ソリューション、「WebTrends 7.5」日本語版リリース

アイ・ティ・フロンティアが、WebTrends日本語版の最新版を発売した。タグ埋め込み方式(ビーコン方式)の強化、各種レポーティング機能やアクセス解析機能の大幅な強化が図られている。

» 2005年12月08日 11時21分 公開
[ITmedia]

 アイ・ティ・フロンティアは12月8日、米WebTrendsのWebマーケティング分析ソリューション、「WebTrends 7.5」日本語版を発売した。ROI指向の訪問者/顧客指標分析・レポーティング機能に加え、サードパーティークッキーを使うことなく精度の高いトラッキング機能を実現している。

 WebTrends7.5は、Web分析市場のリーダーであるWebTrendsが開発するWebTrendsファミリーの最新版。Fortune/Global 500の半数以上の企業で採用されるなど、大規模なエンタープライズレベルのWebマーケティング分析を行う企業のニーズに応えるソリューションだ。今年、「ClickZ Marketing Excellence Awards」のBest Enterprise Analytics賞をはじめ、数多くのアワードを受賞しているという。

 新しいWebTrends 7.5では、より柔軟で複雑なWebマーケティング分析を実現するために、タグ埋め込み方式(ビーコン方式)の強化、各種レポーティング機能やアクセス解析機能の大幅な強化が図られている。

 WebTrends 7.5は、1つのライセンスで従来のログ解析方式とタグ埋め込み方式を併用できるため、FlashやAjaxなどのコンテントのアクセス分析から、検索エンジンロボットのクローリング状況の解析まで、両方式の長所と短所を組み合わせたハイブリッドな使い方が可能という。

 そのほか、WebTrends7.5では、ユーザビリティーの大幅な改善やカスタムレポート機能を強化したほか、ビジュアル分析に顧客セグメンテーション機能(SmartViewの強化)、携帯サイトの解析機能などが追加されている。

 アイ・ティ・フロンティアでは、Webマーケティング解析を本格的に行う企業をメインターゲットに、関連ソリューションを含め今後1年で5億円以上の販売を見込んでいるという。

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