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» 2005年12月08日 20時49分 公開

日立がシンクライアントシステムを強化、既存PCの活用も可能に

日立製作所は「セキュアクライアントソリューション」を強化し、既存のPCをシンクライアント化するソフトウェアパッケージなどを追加した。

[ITmedia]

 日立製作所は12月8日、シンクライアントシステム「セキュアクライアントソリューション」を強化した。

 同社は、ユーザーが持ち歩く端末にデータを保存しないようにすることで、紛失や盗難による情報漏えいを防ぐとともに、運用管理コストの削減を図る手段として、シンクライアントシステムを推進。併せて、自社内での導入も積極的に進めてきた。

 セキュアクライアントソリューションには、HDDを持たないセキュリティPCから社内の既存のPCにアクセスする「ポイント・ポイント」型、シトリックスの「MetaFrame」を組み合わせてサーバベースコンピューティングを実現する「センター型」、データセンターに配置したクライアントブレードを割り当てる「ポイント・ブレード型」という3種類のシステムがある。今回の機能強化はポイント・ブレード型に関するものだ。

 まず、クライアントブレード「FLORA bd100」の保守・運用管理機能を強化するソフトウェア「ブレードPCコントロール for FLORA bd100」を追加した。FLORA bd100のブレードに障害が発生した場合に、管理者が介在しなくともユーザー自身が接続先を切り替え、利用を継続できる。また、ブレードの状態を把握できるWebベースの管理コンソールが提供されるほか、ブレード単位での電源制御機能も追加された。

 併せて、Active Directoryと連携してのユーザー/プロファイル管理が可能になった。クライアントブレードを動的に割り当てることで、より効率的にリソースを活用できる。

 さらに、既存のPCからFLORA bd100へアクセスできる環境を整える「既存PC活用ソフトウェアパッケージ」が提供される。既存の環境を維持しながらPCをシンクライアント化するもので、新たに専用端末を導入することなく、段階的にセキュアクライアントソリューションを導入できるようにした。

 価格は、ブレードPCコントロール for FLORA bd100が31万5000円から、簡易導入モデル用ソフトウェアは1台当たり3万240円。12月12日より販売を開始し、出荷は12月28日の予定。

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