Windows Vista、12月のCTP公開

「Windows Vista」の3番目のコミュニティー技術プレビュー(CTP)がリリースされた。セキュリティ強化、ユーザーインタフェースやパフォーマンス関連の機能強化が図られている。

» 2005年12月20日 08時14分 公開
[ITmedia]

 Microsoftの次期Windows「Windows Vista」の3番目のコミュニティー技術プレビュー(CTP)がリリースされた。

 12月のCTPは、Windows Vista Technical Beta Programのテスターと、Microsoft Developer Network(MSDN)およびTechNetの会員約50万に公開。Microsoftでは、Windows Vista機能コードの大部分を今年末までに完成させるというスケジュール通りに動いていると説明している。

 セキュリティ強化の一環として、Windows Defender(旧称Windows AntiSpyware)ではスパイウェアなどの迷惑ソフトからユーザーを保護。新しいエンジンを採用して検出・削除機能を強化したほか、ユーザーインタフェースの簡素化を図り、管理者権限を持たなくても全ユーザーが実行できるようにした。

 Internet Explorer(IE) 7はURLの国際ドメイン名(IDN)をサポートし、信頼できるサイトに見せかけてユーザーをだまそうとするURLに対して防御措置を講じた。

 ユーザーインタフェースやパフォーマンス関連でも機能強化が図られ、アップデート版のWindows Media Center、ルック&フィールを刷新したWindows Media Player 11などが組み込まれている。

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