Webで給与明細書を自動配布、インターコムが新ソフトを追加

インターコムは、「給与大臣」「弥生給与」といった市販の給与計算ソフトと連携する給与明細インターネット自動配信システム「Web給金帳 V2」の新製品を発表した。

» 2006年01月17日 11時14分 公開
[ITmedia]

 インターコムは1月17日、「給与大臣」「弥生給与」といった市販の給与計算ソフトと連携する給与明細インターネット自動配信システム「Web給金帳 V2」の新製品を発表した。

 中小企業市場における同シリーズの販売強化の目的で、既に対応していたオービックビジネスコンサルタントの給与計算システム「給与奉行」、ピー・シー・エーの「PCA給与」に加え、新たに応研の給与大臣および弥生の弥生給与との連携する2製品を追加した。

 給与・賞与明細書、源泉徴収票を通常使用している伝票イメージのままPDF化して、イントラネットを通じて社員に自動配布できるほか、給与明細ファイルを添付したメール配信や、携帯電話に対する明細のメール配信、専用Webサイトから参照させるなどといった利用が可能だ。セキュリティ面では、メール配信時の明細ファイルの暗号化とパスワードの付加、携帯電話からの閲覧時の通信データのHTTPS暗号化、サーバへのアクセス期限の設定機能などを備えた。

 同社は、Web給金帳 V2により、給与関連文書のペーパレス化を推進でき、プリンタでの複写印刷、封入、封かん、仕分け、配送など総務・経理スタッフの作業を削減できるとしている。

 給与大臣2005 ERPに対応した「Web給金帳 V2 for 給与大臣」、弥生給与05/06に対応した「Web給金帳 V2 for 弥生給与」ともに50クライアントで25万円。1月30日から販売する。

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