マイクロプロセッサソリューションズセクター事業の社長兼COOのダーク・マイヤー氏が、AMD全体の社長兼COOになる。
米AMDは1月23日、ダーク・マイヤー氏が同社の社長兼COO(最高執行責任者)に昇格したと発表した。
マイヤー氏はこれまで、マイクロプロセッサソリューションズセクター(MSS)事業の社長兼COOを務めていた。会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)を務めていたヘクター・ルイズ氏は社長の肩書きをマイヤー氏に譲り、今後は会長兼CEOとなる。
マイヤー氏(44)は1995年にAMDに入社した。その前はDigital Equipment Corporationで約10年働き、Alpha 21064および21264プロセッサの設計に携わった。Intelにも在籍経験がある。Alphaのほか、x86、VAX、組み込みプロセッサなどの設計にかかわってきた人物だ。
同氏は発表文の中で次のように述べている。「新たな役割を引き継ぐことを光栄に思う。わたしがAMDに勤める間、われわれは多くのハードルを乗り越えてマイクロプロセッサ業界の推進力になった。われわれの前にはなお多くの課題と機会が待ちかまえている。わたしはAMDがこの機会を利用して、マイクロプロセッサ業界の競争の力学を変え、持続的な成長を続ける手助けをするつもりだ」
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