SAP増収増益

売上高は前年同期比15%増の27億5000万ユーロ、純利益は同14%増の6億1900万ユーロ。2006年も堅調な伸びを見込んでいる。

» 2006年01月26日 08時02分 公開
[ITmedia]

 独SAPは1月25日、第4四半期(10〜12月期)決算の速報値を発表した。売上高は前年同期比15%増の27億5000万ユーロ、純利益は同14%増の6億1900万ユーロ(1株当たり2ユーロ)となった。

 2005年通期では売上高が前年比13%増の85億1000万ユーロ。純利益は15億ユーロ(同4.83ユーロ)で前年比14%の伸び。ソフト収入は27億8000万ユーロで前年比18%増となり、同社が予想していた12〜14%増を上回った。

 ピアグループシェア(SAP、Microsoft、Oracle、Siebel Systemsのソフト販売額を合算し、SAPのシェアを出したもの)は、2005年に世界で前年比7ポイント拡大して62%、米国では同10ポイント拡大して47%となったとしている。

 2006年通期のソフト収入は前年比で15〜17%の伸びを予想。ソフトとメンテナンス収入を合わせた製品収入は13〜15%増を見込んでいる。買収関連経費などを除いた実質1株利益は5.80〜6.00ユーロとなる見通し。

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