エンカレッジ、シンクライアントでのアプリケーション操作を記録するツール

エンカレッジ・テクノロジは、Citrix Presentation Server上のアプリケーションにおける操作を記録・保存する「ESS REC for Citrix Presentation Server」を発表した。操作内容を動画再生のように監査が容易な形で記録できるのが特徴。

» 2006年01月26日 18時45分 公開
[ITmedia]

 エンカレッジ・テクノロジは、Citrix Presentation Server上のアプリケーションにおける操作を記録する「ESS REC for Citrix Presentation Server」を2月上旬より出荷する。

 ESS REC for Citrix Presentation Server(ESS REC)は、シトリックス・システムズのシンクライアント用アプリケーションサーバ、Presentation Server上で稼働するアプリケーションのユーザーによる操作内容を記録・保存するソフトウェア。ユーザーが操作する画面情報やキーボード入力などの様々な情報を連続的な記録としてESS REC専用サーバに保存する。導入は、アプリケーション操作を記録するエージェントをPresentation Serverにインストールする形で行い、エージェントが記録するデータは暗号化されて保存される。

 記録されたユーザー操作の情報は、専用ツールで動画のような形で再生されるため、操作内容のすべてを容易に監査することができる。記録できる内容は、画面情報、キーボード操作、マウスの軌跡、通信ポートの状態、プロセスの状態、ユーザー名、IPアドレスなど。また、あらかじめ設定した監査ルールに基づいて定期的に操作記録の自動点検を行う機能もある。

 価格は10同時ユーザーライセンスで72万円(税別)から。

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