ケイ・ジー・ティー、送信ドメイン認証に対応したIMail Serverをリリース

ケイ・ジー・ティーは、インターネットメールサーバ「IMail Server Gold Version 8.2」を2月14日より出荷開始する。SPFベースの送信ドメイン認証などセキュリティ機能を強化した。

» 2006年02月01日 20時20分 公開
[ITmedia]

 ケイ・ジー・ティーは、インターネットメールサーバ、IMail Serverの最新バージョン「IMail Server Gold Version 8.2」の出荷を2月14日より開始する。

 IMail Serverは、WS_FTPの開発元として知られる米Ipswitchの販売するWindows向けのインターネットメールサーバ。SMTP、POP3、IMAP4、APOPといった標準的なメールプロトコルをサポートし、Webメール、メーリングリスト、Webカレンダー、スパムフィルタなどの機能を提供する。

 Version 8.2の最大の特徴は、セキュリティ面での機能強化を図った点である。メールクライアントとサーバ間の通信の暗号化でSMTP/POP/IMAP over SSLの各機能に対応。また、メール送受信時の盗聴防止機能としてSTARTTLSをサポート、既存の25番(SMTP)、110番(POP3)、143番ポート(IMAP)を利用しながら通信をTLS(Transport Layer Security)で暗号化することができる。exe、bat拡張子付き添付ファイルのブロック機能も備える。

 さらにフィッシングメールなどの迷惑メール対策として、SPF(Sender Policy Framework)による送信ドメイン認証に対応し、送信元を詐称するメールのチェックが行える。

 稼働OSは、Windows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows XP Professional。IMail Server本体の価格は税別で、Small Business Edition(ドメイン数やリストサーバ数に制限付き)が18万9000円、Professional Editionが33万6000円、アカデミック版が15万5400円。いずれも利用ユーザー数は無制限。

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