MJSが日本ルシーダと資本提携、会計事務所や中小企業向けセキュリティ製品強化

ミロク情報サービス(MJS)は日本ルシーダと資本提携を行い、会計事務所や中小企業を対象としたセキュリティ製品を共同で開発、販売する。

» 2006年02月22日 18時03分 公開
[ITmedia]

 ミロク情報サービス(MJS)は2月22日、日本ルシーダと資本提携を行い、会計事務所や中小企業を対象としたセキュリティ製品を共同で開発、販売することを発表した。個人情報保護法対応に加え、日本版SOX法や新会社法で求められる内部統制強化といったニーズをにらみ、セキュリティ製品の強化を狙う。

 第一弾として、ルシーダが開発した情報漏えい対策アプライアンス「SOX BOX」の販売を開始する。

 SOX BOXは、ネットワーク内のPCの操作履歴を収集、管理し、不正な操作が行われていないかどうかを把握できるようにする製品。印刷やメール送信、Webサイトへのアクセスといった操作に加え、MJSが提供する会計事務所/企業向けシステムの操作履歴についても収集、管理できる。収集したデータを元にレポートを生成し、Webブラウザから閲覧することも可能だ。

 利用に当たってはアプライアンスを設置するほか、端末にエージェントソフトをインストールする必要がある。ただし、セキュリティポリシーを一から考えることなく、一定のセキュリティルールを組み込むだけで稼動できる点がメリットだ。

 SOX BOXの価格は20クライアントの場合で80万円から。MJSでは初年度で400台の売り上げを見込む。

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