オラクル、30種類の日本向け業務フローを含むアプリ導入支援テンプレート

日本オラクルは、Oracle E-Business Suiteの導入支援テンプレート「Oracle Accelerators」日本語版の提供を開始した。日本の法制度や業種、商慣習などを盛り込こんだ業務フローを定義する。

» 2006年03月01日 12時46分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは、基幹業務アプリケーションスイート、Oracle E-Business Suiteの導入支援テンプレート「Oracle Accelerators」日本語版の提供を3月1日より開始した。

 従来の早期導入、コスト削減を狙ったテンプレートでは、顧客が要求する業務の領域やフローが異なる場合、設定変更に工数が掛かり、結果的に導入の長期化につながっていた。そこでOracle Acceleratorsでは、E-Business Suiteの導入支援テンプレートとして、法制度対応や業界固有の商習慣などはあらかじめ取り入れ、顧客ごとの要件や業務のフローについては自由に設定できるようにした。

 Oracle Acceleratorsは、日本の法制度や業種、商慣習などのビジネス要件を盛り込こんだ30種類の業務フローを定義。購買管理、生産管理、在庫管理、販売管理、会計管理といった標準業務をカバーする。そのほか、質問票形式による設定自動化ツールを含むセットアップデータや導入に関連したテスト、ユーザー教育、導入ガイドなどの付随文書から構成される。

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