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» 2006年03月02日 13時42分 公開

日本SGI、ドキュメント管理セキュリティ・ビジネスを本格展開

日本SGIは、アドビシステムズの「Adobe LiveCycle Policy Server」をベースとするドキュメント管理セキュリティのコンサルティングビジネスを本格的に展開していくと発表した。

[西尾泰三,ITmedia]

 日本SGIは3月2日、ドキュメント管理セキュリティのコンサルティングビジネスを本格的に展開していくことを明らかにした。

 今回の発表は、同社が従来から国内正規販売店として販売しているアドビシステムズの「Adobe LiveCycle Policy Server」をベースに、これまで同社が培ってきた情報セキュリティのコンサルティングサービスを組み合わせて提供するもの。

 同社は従来、画像・映像など大容量のコンテンツやドキュメントなどをはじめ、企業内のあらゆるデータを一元管理するため、「SGI IML」(IMLはInfinite Media Library)と呼ばれるコンテンツ管理用のライブラリを中核としたアセット管理ソリューションを提供していた。

 2年前の2004年3月にはアドビシステムズとコンテンツ統合管理システムで協業を発表。当時は「Adobe Intelligent Document Platform」との組み合わせによるリッチコンテンツの一元管理ソリューションを提供していた。

 今回の発表は、PDF形式ファイルの閲覧や編集、印刷などの操作をコントロール可能な「Adobe LiveCycle Policy Server」をベースとするソリューションを展開するもので、社内に存在するドキュメント類をそのセキュリティを保ちながら最大限に活用する方向性を示したといえる。加えて、今回の動きは、同社が2005年11月に発表したCLM(Content Lifecycle Management)ソリューションの新体系「SiliconLIVE!」にも密接に関連するとみられる。

 同社は今回の発表に併せて、三菱マテリアルの製造業向けPDFファイルを使った図面管理ソフトウェア「M2S eZuShare」の構築を技術支援したことを発表した。以後、eZuShareの販売代理店として販売も行うという

 同ソフトウェアは、図面及び関連する情報をPDFで集中管理するもので、Adobe LiveCycle Policy Serverと連携させることで、PDFが社外に漏洩した場合の閲覧禁止操作や、閲覧・印刷などの利用状況をリモートから監視可能。

 日本SGIは、情報漏えい防止ソリューション「時限くん」をはじめ、各種セキュリティ・ソリューションをコンサルティングと併せて提供するなど、最近ではセキュリティビジネスにも力を入れている(関連記事参照)。三菱マテリアルの事例で見られる製造業の図面管理だけでなく、今後は各種の申請業務などにもこうしたソリューションを展開していくことで、高度なセキュリティ機能を備えたドキュメント管理ソリューションのビジネスを推進するとみられる。

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