予算に合わせ段階的に導入できる検疫ネットワーク――ヌリテレコムと日立電線

ヌリテレコムと日立電線は、両社製品を連携させたクライアントPC検疫ネットワークシステムの販売を開始した。「低価格で、シンプルな構成を段階的に導入できる」のがコンセプトとしている。

» 2006年03月14日 15時47分 公開
[ITmedia]

 ヌリテレコムと日立電線は3月14日、両社製品を連携させたクライアントPC検疫ネットワークシステムの販売を開始した。

 ヌリテレコムの「NASCenter Net-ADM」と、日立電線製品の認証スイッチ「Apresia シリーズ」を組み合わせる。NASCenter Net-ADMが備えるクライアントPC監査の「デバイス検疫」と日立電線の独自認証方式「Apresia NA」を連携させ、Windowsドメイン認証から検疫までをシームレスに統合、ウイルスの持ち込みや不正PCの接続を防止する。

 「低価格で、シンプルな構成を段階的に導入できる」のがコンセプトとしており、「持ち込みPCなどの不正PCの接続防止とユーザー認証による接続可否」「セキュリティパッチ・ウイルス定義ファイルの監査とユーザー認証による接続可否」「IDS/IPSとの連携による検疫」などと段階的な導入計画を取れるという。

 NASCenter Net-ADMは、ネットワークやサーバ、クライアントPCの資産管理・遠隔操作を行うためのシステム統合管理ツール。Apresia シリーズは、IEEE802.1Xに対応した認証スイッチで、独自のApresia NA認証方式も備えており、無線LANアクセスポイントなどカスケード環境下の端末や混在する環境での認証も可能という。

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