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» 2006年04月04日 10時37分 公開

LinuxWorldでVirtual IronとXenSourceがXen 3.0ベースの仮想化製品を発表

ボストンのLinuxWorldで、Virtual Iron SoftwareとXenSourceの2社がXen 3.0をベースとした仮想化製品を発表した。VMWareと同じ機能をより低価格で提供するという。

[Jeffrey Burt,eWEEK]
eWEEK

 Virtual Iron SoftwareとXenSourceは、仮想化ベンダーの巨人、VMwareと競うべく、Xen 3.0を切り札として活用する。今週、ボストンで開催中の「LinuxWorld Conference & Expo」で両社は、オープンソースの仮想化技術をベースとした製品を披露する。

 Virtual Ironはこの夏、仮想化と管理のプラットフォーム、「Virtual Iron Platform Version 3」のβテスト版をリリースする。同社は、このバージョンで固有のハイパーバイザーからXen 3.0に移行する。マサチューセッツ州ローエルの同社によると、AMDやIntelのオンチップ仮想化技術とXenを組み合わせることによって、VMware技術と同じ機能を提供する製品をより低価格で実現できるという。

 「VMwareが売り込んでいない顧客はいない。至るところで使われている。しかし、彼らから繰り返し聞いているのは、“オルタナティブが登場するのを望んでいる"という言葉だ」と話すのはVirtual Ironでチーフマーケティングオフィサーを務めるマイク・グランディネッティ副社長。

 Virtual Iron Platform Version 3は、Xenのハイパーバイザーと同社の仮想化スタックと管理機能が含まれる。同アップグレードは、オープンソースコミュニティー版、プロフェッショナル版、およびエンタープライズ版という3つのバージョンが用意される。最初は7月にLinux向けのβテスト版が、そのあと、9月になるとWindows向けのβテスト版が続く。

 一方、Xenの開発者らが設立したカリフォルニア州パロアルトのXenSourceはこの夏、Xen 3.0、ゲストインストーラー、物理マシンから仮想マシンへ負荷を移行させるツールが含まれた「XenEnterprise」をリリースする。

 Virtual Ironと同様、XenSourceは、AMDやIntelのハードウェアベースの仮想化機能を活用し、LinuxとWindowsが混在した複数のOSをXenの仮想マシン上で動かすことができる、と話すのはCTOのサイモン・クロスビー氏。

 昨年秋、XenSourceは、XenOptimizerのβテスト版をリリースしたが、テスターらはXenハイパーバイザーを組み込んだ製品に関心を示していた。

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