夜間などネットワークの帯域に余裕がある日時や時間を選び、該当アプリケーションをクライアントに事前配布する。ただし、配布したアプリケーションはすぐには適用せず“待機状態”にしておき、適用日時になったら、ファイルの置き換えを行い、配布したアプリケーションを有効にする。
またアプリケーションデータの圧縮/解凍機能も必要だろう。データは圧縮して転送したほうが効率が良いので、回線上は自動的に圧縮したファイルを転送する。また、大きなアプリケーションの場合、ファイルを分割して送信と停止の間隔を制御しながら回線を圧迫しないように流量制御を行うことも必要だ(図3)。
クライアントのPCに電源が入っていない場合は、自動的にブートして配布後に自動的にシャットダウンする。またはユーザーがクライアントの電源を入れたタイミングで最新のソフトウェアを自動配布するなどの制御を行う必要もあるだろう。
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