NTTデータ、既存のデータ資産を活用したビジネスコンサルティングサービス

NTTデータは、POSデータや商品在庫データなど、既存のデータ資産を活用して経営課題の解決を支援する「インテリジェントBSRコンサルティングサービス」を開始した。

» 2006年04月17日 20時47分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは4月17日より、企業の既存のデータ資産を活用してさまざまな経営課題の解決を支援する「インテリジェントBSRコンサルティングサービス」の提供を開始した。

 インテリジェントBSRコンサルティングサービスでは、POSデータや商品在庫データ、各種サービス利用データなど、企業がすでに保有しているさまざまなデータ資産を元に、NTTデータ独自のデータ分析フレームワーク「パイロテージ」を用いて課題の抽出と現状評価、要因分析から改善点の提示までを行う。このパイロテージは、業界横断的な分析手順集と統計解析/シミュレーションといった各種計算プログラムを連動させたデータ分析システムから構成されているという。

 特徴は、実際のデータ資産を活用することにより、改善案や新規ビジネス提案を実施した場合のメリットや効果を可視化し、効果を定量的に検証した上で解決策を実施できること。また、必要な分析戦略/手順が体系化され、連動したデータ分析システムも開発されていることから、短期間でビジネスコンサルティングを行える点もメリットという。

 同サービスは、NTTデータの技術開発本部ビジネスインテリジェンス推進センタによって開発、提供される。2009年までに、約2400億円と見込まれる情報分析活用市場において、20%のシェア獲得を目指すという。

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