デル、サーバ管理ツールとJP1を連携させるシステム統合監視ソリューション

デルは、PowerEdgeサーバの管理ツール「Open Manage」と日立製作所の統合管理ソフト「JP1」を連携させたシステム監視/運用自動化ソリューションを提供する。

» 2006年04月26日 14時45分 公開
[ITmedia]

 デルは4月26日、PowerEdgeサーバの管理ツール「Open Manage」と日立製作所の統合管理ソフト「JP1」を連携させたシステム監視/運用自動化ソリューションを提供すると発表した。同ソリューションの提供にあたり、JP1の導入で実績のある日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)とアシストとの協業体制を敷く。

 Open Manage/JP1連携ソリューションは、サーバやストレージといったPowerEdgeに関するハードウェア・イベント情報と、JP1で監視するアプリケーションやOSのリソース情報をJP1の統合コンソール上で集中管理できるようにするもの。障害時の原因の切り分けが容易になると同時に、障害の予兆を事前に検知することが可能になる。

 管理の一元化を図るため、デルのコンサルティングサービスのパートナーである日立ソフトはSAP R/3などのジョブスケジューリング/稼働監視システムを、同じくアシストはJP1によるOracle RAC(Real Application Clusters)のシステム構築や監視ソリューションを提供する。

 こうしたシステム連携により、例えばOpenManageからJP1へ取り込むイベント情報のテンプレート化、Oracle RACを稼働させるサーバコンポーネントの死活監視やデータベースのリソース監視、ジョブ監視、障害時のオペレーション自動化などが実現する。

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