ソフィア総合研究所は5月15日、Skypeに対応したコールシステム「ePBX for Skype」の販売を開始した。Skypeからの着信と振り分けが可能で、ASP形式により月額3万円から利用することができる。
ソフィア総合研究所は5月15日、無料のP2P型IP電話ソフト「Skype」に対応したコールシステム「ePBX for Skype」(開発:シーネスト)の販売を開始した。コールシステムを導入する企業がASP形式のサービスとして利用するもので、10ライセンスの場合、月額の利用料は3万円。
ePBX for Skypeは、企業がコールセンター/ヘルプデスクとしてSkypeユーザーからの着信を問い合わせ手段として利用できる呼制御システム。自社のWebサイトにSkypeでの問い合わせ用のJavaScriptを埋め込むことで、音声サポートシステムを容易に構築できる。
ユーザー(発信者)がWebサイト上の発信ボタンを押すと、ASPセンター側のePBXサーバが着信を受信者の状態を確認、着信可能なエージェント(オペレーター用のクライアントに導入されるソフト)に着信を自動的に振り分ける。また、一斉着信や着信後の他エージェントへの転送、離席表示なども可能。
システムの利用コストは、システム月額利用料のほか、サーバ月額使用料として総ライセンス金額の10%、導入時初期費用として10万円が必要。
なお、同社ではまずePBXをASP方式で提供し、ISPやWebサイト向けシステムの販売も順次行っていく予定だという。
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