フォーティネットは、無線APにUTM(統合セキュリティ)機能を統合したSMB向けアプライアンス「FortiWiFi-60A」を発表した。新たにIEEE 802.11a無線LANに対応したことが特徴。
統合セキュリティ(UTM)ベンダーのフォーティネットは、中小企業向けに無線機能を搭載したセキュリティアプライアンス「FortiWiFi-60A」を発表、販売を開始した。
FortiWiFi-60Aは、無線アクセスポイント(AP)をベースに同社のUTMアプライアンス「FortiGate」と同様、ファイアウォール、VPN、IDS/IPS(不正侵入検知・防御)機能を統合した製品。中小企業や大企業のブランチオフィスでの無線LANアクセス環境に適している。同製品では、従来よりサポートしていたIEEE 802.11b/gに加え、新たにIEEE 802.11aをサポートした。
無線セキュリティ機能としては、WEPやWPA2、IPsecによる暗号化に対応。またマルチSSIDを設定可能で、最大4つの無線ネットワークを構築できる。セキュリティ対策用のシグネチャは同社のセキュリティセンター(FortiGuard)よりダウンロード、自動的に更新される。
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