NEC、文書管理ソフトとの連携を強化した閲覧ソフト「DocumentSkipper」新版

NECは、文書管理ソフトウェアとの連携を強化した文書閲覧ソフトウェアの新バージョン「DocumentSkipper Ver3.1」を発表した。

» 2006年05月19日 12時58分 公開
[ITmedia]

 NECは5月19日、文書閲覧ソフトウェアの新バージョン「DocumentSkipper Ver3.1」を発表した。

 DocumentSkipperは、高品質な画像圧縮が可能な画像圧縮方式「JPEG2000」とNEC独自の画像配信技術を組み合わせることで、高速な文書閲覧を可能にするソフトウェア。サーバに蓄積された書籍やマニュアル、カタログなどの文書をPCに配信し、ページをめくる感覚で表示させることができる。また情報漏えい対策として、PC側に文書データを保存しない仕組みをとり、印刷制限機能も備えている。

 新バージョンでは、文書管理ソフトウェアとの連携を可能にする開発ツール「DocumentSkipperコネクタキット」が強化された。同キットを活用すれば、文書管理ソフトウェアに格納された電子文書や画像のデータをJPEG2000形式に変換し、DocumentSkipperに登録する作業を自動化できる。新たに、変換された文書への全文検索を実現されるインタフェースを提供することにより、速やかに目的のページを検索できるようになった。

 またDocumentSkipperコネクタキット自身の対応プラットフォームも、WindowsだけでなくHP-UXに拡大されたほか、Microsoft SQL Server 2005およびWindows Server 2003 R2がサポートされた。

 DocumentSkipper Ver3.1の価格は30万円から。5月31日より出荷を開始する。

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