日本ビジネスオブジェクツ、Excelデータを「見える化」するツール

日本ビジネスオブジェクツは5月23日、Microsoft Excelで入力されたデータをチャートやグラフの形に変換する「Crystal Xcelsius」日本語版を発表した。

» 2006年05月23日 20時49分 公開
[ITmedia]

 日本ビジネスオブジェクツは5月23日、Microsoft Excelで入力されたデータをチャートやグラフの形に変換するソフトウェア「Crystal Xcelsius」日本語版を発表した。併せて、中小企業向けのレポーティングツール「Crystal Vision」日本語版もリリースしている。

 Crystal Xcelsiusは、Microsoft Excel形式で入力されたデータをチャート化し、PowerPointやPDF、HTML、Flashといった形式に変換するソフトウェア。変換後のデータは、Crystal XcelsiusがインストールされていないPC上でも表示できるほか、スライダーなどを利用して数値を動的に変換し、シミュレーションや分析を行うことができる。

 日本ビジネスオブジェクツではCrystal Xcelsiusにより、さまざまなデータを「見える」化し、企業内の情報活用力を向上できるとしている。

 Crystal Xcelsiusには、PowerPoint形式のみへの出力に機能を限定した「Crystal Xcelsius Standard」、エンドユーザー向けの「Crystal Xcelsius Professional」と、XMLデータなどに対応し、企業内でのデータ共有が可能な「Crystal Xcelsius Workgroup」の3種類がある。価格はそれぞれ2万9000円、7万4500円、105万円となっており、7月14日より出荷を開始する。

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