MS管理テクノロジーの“穴”を埋める2つの新プロジェクト(3/3 ページ)

» 2006年05月31日 07時00分 公開
[Peter Pawlak,Directions on Microsoft]
Directions on Microsoft 日本語版
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 すべてのコンポーネントはWindows Workflow Foundationを使用して、ヒューマンプロセスおよびコンピュータプロセスを実施する。これらのワークフローの定義には、MOM管理パックと同様のアーキテクチャを備えたカスタマイズ可能な“ソリューションパック”テンプレートを使用する。Service Deskでは、カスタマイズされたコードを基盤の製品群とは別に管理することで、古いソリューションパックに影響することなく、Service Deskをアップグレードできるようにする。

 Service Deskには、SharePointベースのセルフサービスポータルも搭載される見込みだ。エンドユーザーはこのポータルを使用して、システムの状態を確認したり、新しいプログラムのインストールや削除されたファイルの復元といった変更要求を出すことができる。

Longhornの仮想化技術を管理する「Virtual Machine Manager」

 次期Windows Server(コード名:Longhorn)に組み込まれる新しい仮想化機能(コード名:Viridian)を管理する補完製品として、System Center Virtual Machine Managerの開発も進められている。同社の発表では、Virtual Machine Managerには次の機能が実装される予定だ。

  • 仮想マシン(VM)プロビジョニング機能 目的とする構成でOSおよびアプリケーションを完全にインストールした新しいVMを短時間で作成および展開(デプロイ)できるようにする。
  • VM配置機能 System Definition ModelおよびMicrosoft Operations Managerの履歴データを使用して、アプリケーションの特定のニーズに最適な空きリソースとパフォーマンスを備える物理サーバにVMを配置する。
  • 物理/仮想ツール間の連携の強化 物理サーバ上のOSおよびアプリケーションをより容易にVMに変換できるようにする。

 Virtual Machine ManagerとViridianの組み合わせは、MicrosoftのDynamic Systems Initiative(DSI)構想を支える重要な要素となるだろう。DSIは、ソフトウェアおよびハードウェアモデル、運用ノウハウ、仮想化技術を統合していわゆるダイナミックデータセンターを実現するという同社の長期的な取り組みである。ダイナミックデータセンターは、ソフトウェアを物理リソースから切り離し、最高の可用性およびパフォーマンスが得られるようにソフトウェアを自動的に管理し、なんらかの問題が発生した場合に自律的に問題を解決できるようにする。

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