F5ネットワークスがSSL VPNの新バージョン、管理性を強化

F5ネットワークスジャパンは、運用管理や操作性の向上を図ったSSL VPN製品の新バージョン「FirePass 6.0日本語版」を発表した。

» 2006年06月06日 14時11分 公開
[ITmedia]

 F5ネットワークスジャパンは6月6日、SSL VPN製品の新バージョン「FirePass 6.0日本語版」を発表した。

 FirePassは、標準的なWebブラウザで利用できるSSL通信によって、自宅や外出先などから企業ネットワークに安全なリモートアクセスを行えるようにするSSL VPNアプライアンス製品。「Appトンネル」技術によって広範なアプリケーションが利用できるほか、接続時に端末のセキュリティ状況をチェックし、ポリシーに一致しない場合は修正を加える機能なども提供する。

 新バージョンでは、運用管理/操作性の向上が図られた。具体的にはビジュアルポリシーエディタが強化され、ポリシー設定や管理作業の負担が軽減される。また、セッション変数を用いた「アクセスポリシーテンプレート」も提供されるため、アクセスポリシーを個別に手動で定義する必要がなくなるという。

 FirePass 6.0日本語版の価格は219万円からで、7月より提供を開始する。なおF5ネットワークスジャパンでは6月7日より開催されるInterop Tokyo 2006の会場で、新バージョンのβ版を紹介する予定だ。

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