NTTコムウェアがSun Rayシンクライアント用の指紋認証システム

NTTコムウェアは、シンクライアントでのユーザー認証に指紋認証を利用するソリューション「e-UBF for Sun Ray Kit」の販売を8月より開始する。

» 2006年06月06日 17時34分 公開
[ITmedia]

 NTTコムウェアは、シンクライアントでのユーザー認証に指紋認証を利用するソリューション「e-UBF for Sun Ray Kit」の販売を8月より開始する。

 e-UBF for Sun Ray Kitは、同社が手掛ける、Windowsログオンや各アプリケーションのID/パスワード認証を指紋認証を通して行うソリューション「e-UBFエンタープライズ指紋認証」と、サン・マイクロシステムズのシンクライアント端末「Sun Rayウルトラシンクライアント」を組み合わせたソリューション。具体的には、Windows用のe-UBFのクライアント認証システムをSun Ray専用OS上で稼働するようにしたもので、汎用OSによるシンクライアントよりもセキュリティレベルが高く、端末管理が容易な点が特徴。

 Windows版と同様、認証アルゴリズムとして指表面の凹凸断面を数値化して認証する「周波数解析法」を採用。指紋画像全体を保存する必要がないため、画像流出により第三者に認証情報が漏れる危険性がない。また入力装置は、センサー上で指を滑らせて使用するスイープ型となっている。

 「Interop 2006 Tokyo」では、サンのブースにおいてシンクライアントとe-UBFによる指紋認証システムのデモが行われる。

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