日本SGI、Xeonプロセッサ5100番台を搭載したAltixを発表

日本SGIは、SGI Altixシリーズの新製品として、Xeonプロセッサ5100番台」を採用した「SGI Altix XEサーバ&クラスタ」を発表した。出荷は8月から。

» 2006年06月27日 17時00分 公開
[ITmedia]

 日本SGIは6月27日、SGI Altixシリーズの新製品として、Xeonプロセッサ5100番台」を採用した「SGI Altix XEサーバ&クラスタ」を発表した。出荷は8月から。

SGI Altix XEサーバ&クラスタ

 同製品に搭載されたプロセッサは、「デュアルコア インテルXeonプロセッサ 5100番台」(開発コード名:Woodcrest)。「Altix XE210」および「同240」の2モデルが用意され、XE210は1Uサイズ、XE240は2Uサイズとなっている。いずれもCPUを最大2個、メモリは最大32Gバイト搭載可能で、同240はクラスタ・ヘッド・ノードとしても利用可能な豊富なI/Oを備える。OSは「Novell SUSE Linux Enterprise Server」または「Red Hat Enterprise Linux」から選択可能。オプションでHPC用途に最適化されたSGI独自のHPCソリューションスタック「ProPack for Linux」の利用も可能。

 日本SGIは2003年2月に、スケーラブルLinuxサーバとしてItanium 2プロセッサを搭載した「Altix 3000シリーズ」を発売した。その後、ブレード技術を採用したハイエンドの同4000シリーズやローエンドの300シリーズなどを加えてラインアップを拡充してきたが、今回ここにスループット重視のクラスタ・ワークフローに最適なSGI Altix XEを加えたことで、さらなる計算ニーズに応えようとしている。

 価格は、基本構成(デュアルコア インテル Xeonプロセッサ 2.3GHz x 1、メモリ2Gバイト、HDD 250Gバイト)で46万円から。日本SGIでは、Altix XEシリーズの導入を容易に実現するとともに設置コストを低減するため、完全な工場組み立て方式で提供するとしている。

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