富士通ビジネスシステムは、セキュリティ製品/サービス群「FJB Security Opt」を強化し、内部統制に関するサービス群を追加した。
富士通ビジネスシステムは8月8日、セキュリティ製品/サービス群を強化し、新たに内部統制に関するサービス群を追加した「FJB Security Opt」として提供していくことを発表した。
同社はこれまで、「情報漏洩対策」や「不正アクセス対策」「マネジメント」など7つのカテゴリから構成されるセキュリティサービス群として、Security OPTを提供してきた。今回のサービス拡充に当たっては、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)と提携し、IT全般統制に関する製品/サービス群を提供していく。
具体的には、富士通SSLが提供するサーバアクセスコントロール製品「SHieldWARE」のほか、通信ログ/パケットを記録する「PacketBlackHole」や「Citrix Application Firewall」といった製品群を組み合わせ、不正アクセス防止や監査証跡の収集/管理、IDアクセス管理、データ保護といった6つのカテゴリに分けて提供していくという。
FJBは先に、富士通SSLと共同で、IT全般統制の実現に向けた課題の抽出と優先順位付けを行う「ITガバナンス・アセスメントサービス」を提供することを発表している。FJB Security Optの強化は、その評価に基づいて具体的な対策を実現するものと位置付けており、2006年度中に35億円の売り上げを目指すという。
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