Ruby on Railsに脆弱性、1.1.5へのアップグレード呼びかけ

オブジェクト指向言語「Ruby」を用いた開発フレームワーク、「Ruby on Rails」に深刻な脆弱性が発見されたという。

» 2006年08月10日 18時43分 公開
[ITmedia]

 オブジェクト指向言語「Ruby」を用いた開発フレームワーク、「Ruby on Rails」に脆弱性が存在することが8月9日、明らかになった。公式ブログではユーザーに対し、最新バージョンの1.1.5に速やかにアップグレードするよう推奨している。

 脆弱性が存在するのは、Ruby on Rails 1.1.0/1.1.1/1.1.2および1.1.4。バージョン1.0以前と1.1.3には影響はないという。

 詳細までは明らかにされていないが、「クリティカルな問題」であるとし、修正を施したバージョン1.1.5へのアップデートは必須としている。「アップグレードは推奨ではなく指示。ぜひ適用を」とブログは呼びかけている。

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