「健康でありたい」――優秀な学生はこの望みをどう実装するかImagine Cup 2006 日本代表追っかけルポ(3/3 ページ)

» 2006年08月11日 16時20分 公開
[ITmedia]
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.PGチームの誤算

 一方、ビジュアルゲーミング部門の.PGチーム。最後の方で竹井さんが若干体調を崩し、鈴木さんもまた体調に異変を感じ始めていたが、なんとか24時間を戦い終えた。

今回フランスからは2チームが参加

 同部門では、24時間競技を通じて作成したDLLを用意されたゲーム環境で競わせる。第1フェーズでは、全6チームを3チームずつ2つに分けて総当たり戦を行い、各グループ上位2チーム、計4チームが次のフェーズに進む。第2フェーズでは、一方のグループの1位がもう一方のグループの2位と争うトーナメント方式に移行し、最終的な優勝チームが決まっていく。

 そして、ここで悲劇は突然やってきた。誰しもが日本有利と思っていた同部門、ふたを開けてみれば、.PGチームは総当たり戦の段階で敗退という結果に終わってしまった。もちろん、プログラミングの出来だけでなく、組み合わせなど運も勝敗を左右する部分があるとはいえ、突然訪れた意外な結末に、.PGチームおよび、日本からの同行者は一様に肩を落としていた。

.PGチームは得点が伸び悩み、残念ながら第1フェーズ通過ならず

 残念ながら記者はここでMicrosoft Research Indiaへと移動したため、ソフトウェアデザイン部門の第2ラウンドの結果を見ることができなかったが、見事、2次ラウンドも通過(関連記事参照)。ノルウェー、イタリア、ブラジル、中国、デンマーク、そして日本の6チームで最終ラウンドへ進出することとなった。世界の頂点も見えてきた。

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