「健康でありたい」――優秀な学生はこの望みをどう実装するかImagine Cup 2006 日本代表追っかけルポ(1/3 ページ)

Imagine Cup 2006の2日目。日本代表チームが参戦しているソフトウェアデザイン、ビジュアルゲーミングの両部門。灼熱のインドの地で世界の強豪を相手に奮闘していた。健康というキーワードが与えられたとき、天才たちはどのような実装を生み出すのだろうか。

» 2006年08月11日 16時20分 公開
[ITmedia]

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さまざまな視点が見られた展示会場

 Imagine Cup 2006世界大会2日目。前日、第1次ラウンドまで消化したソフトウェアデザイン部門の各チームは、一般向けに展示を行いながら、第1次ラウンドの結果を心待ちにしていた。

 展示では、前評判の高かった日本、スロベニア、ロシアといったチームに各国の報道陣が多く押しかけていた。「健康」というキーワードを基に、医療現場の改善を試みるチーム、障害者を支援するチーム、より健康になるためのソリューションを提供するチームなどさまざまな展示が見られた。

日本チームには外国メディアからも取材が殺到。人物にオーラなどをオーバーレイして表示するドラゴンボールに出てくるスカウター風のデモを紹介していた
スロベニアチームは、Webカメラとモーションキャプチャを利用したユーザーインタフェースを紹介。ボンバーマンなどのゲームや、デスクトップアイコンをドラッグアンドドロップするデモに多くの人が実際に試していた。
台湾チームは、救急医療を円滑に行うためのソリューション。Windows XP Media Center Edition 2005を活用し、各家庭に応急処置の方法を伝えるデモを見せていた
上海チームは、入退室管理のソリューションを発表。日本語も話す彼女はなんと若干15歳
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