Windows Mediaに対応したRealPlayerが、SUSE Linux Enterprise Desktop 10にバンドルされる。
米RealNetworksと米Novellは8月15日、Linuxデスクトップ向けマルチメディアソフトの提供で協力すると発表した。
この提携の下、Novellは「SUSE Linux Enterprise Desktop(SLED)10」にRealNetworksのアップグレード版RealPlayerとHelix Bansheeをバンドルする。
アップグレード版RealPlayerはMP3、Ogg、RealAudio、RealVideoに加えてWindows Mediaフォーマットに対応する。これにより、Linuxデスクトップユーザーは、Windows Mediaを含めすべての人気オーディオ・ビデオフォーマットを1つの再生ソフトで利用できるようになるとRealNetworksは述べている。
Helix Bansheeは、RealNetworksのオープンソースクライアント「Helix DNA」とオープンソースの音楽プレーヤー「GNOME Banshee」の要素を合わせた再生ソフト。
現行版RealPlayerとHelix Bansheeは既にSLED 10にバンドルされて提供開始されている。アップグレード版RealPlayerは2006年12月にリリースされ、バンドルあるいはNovell Customer Centerを通じてSLEDユーザーに提供される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.