被災地支援でデータ復旧サービスを半額で提供、ワイ・イー・データ

ワイ・イー・データは、これまで災害ごとに個別に提供してきた被災地支援データ復旧サービスを常設サービスとして展開する。

» 2006年08月30日 19時21分 公開
[ITmedia]

 ワイ・イー・データは8月30日、自然災害の被災地に対する支援として、これまで個別に提供してきた支援データ復旧サービスを、常設サービスとして提供することを明らかにした。

 ワイ・イー・データは、米OnTrackとの技術提携の元、障害が発生したディスクや媒体から必要なデータを復旧するサービス「Ontrack」を提供している。これまで2000年9月の台風14号による被害のほか、2004年10月の新潟中越地震、2005年9月の台風14号などの自然災害の際は、被災地向けの災害支援として、通常の半額の料金でデータ復旧を行ってきた。

 同社は今後、これを常設サービスとして提供する。対象となるのは、国土交通省災害情報で被災地と指定された地域において、風水害や地震、および派生的に発生した火災などによって損傷した媒体で、すべてのデータ復旧サービスを通常の半額で提供する。顧客の種類は、公共団体、企業、個人を問わないが、災害発生から3週間以内に申し込みのあったものに限るという。

 ワイ・イー・データでは同サービスにより、デジタルデータを被災から守り、被災地のビジネスや生活の早期復旧を支援できるとしている。

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