メールのウイルス対策から監査までをASP形式で提供、IIJ

IIJは10月1日より、電子メールに関するさまざまなセキュリティ機能をASP形式で提供する「IIJセキュアMXサービス」を開始する。

» 2006年09月05日 18時43分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は9月5日、ASP形式で電子メールを保護するさまざまなセキュリティ機能を提供する「IIJセキュアMXサービス」を発表した。10月1日より提供を開始する。

 IIJセキュアMXサービスでは、企業の既存のメールシステムとインターネットとの間にIIJのゲートウェイサーバを介することで、迷惑メール対策をはじめとするさまざまなメールセキュリティ機能を提供する。ASPサービスとして提供されるため、企業が個別に対策を導入、運用する手間を省ける点がメリットだ。

 同サービスでは、アンチウイルスや迷惑メールフィルタによってウイルスや迷惑メールの侵入をブロックするほか、経路の暗号化によってメール送受信のプライバシーを確保することができる。また、標準で送信ドメイン認証に対応し、送信元メールアドレスの正当性をチェックできるようにした。

 さらにオプションとして、送受信メールの全文補完や依頼に基づく検索作業代行を行う「メールアーカイブ」や、指定されたキーワードを含むメールの送信を差し止める「メール監査」といったメニューも用意された。

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