オートノミックで問題解決時間を20%削減――R&Cツアーズ

R&Cツアーズは、旅行予約システムにオートノミック・コンピューティングの技術を活用し、問題解決時間を20%削減する。

» 2006年09月08日 14時44分 公開
[ITmedia]

 R&Cツアーズは、旅行予約システムにオートノミック・コンピューティング(自律型コンピューティング)の技術を活用し、問題解決時間を20%削減する。

 IBMのオートノミック・コンピューティング技術を搭載した三和コムテックの「eLECTRAN」を採用。標準化されたCBE(Common Base Event)形式でログを出力し、統一的かつ定型的な手順での問題判別を可能にしたという。これにより、問題解決時間は最大20%短縮できると見込んでいる。

 企業の情報システムは、多種のソフトウェアやハードウェアを使用した異機種混合環境で構築されるのが一般的なため、各システムから出力されるログのフォーマットが異なる。そのため、障害時の原因解析にどうしても時間が掛かる。ログを共通フォーマットに変換・統合して分析することで、原因解析に掛かる時間を削減することが可能だ。

 三和コムテックのeLECTRANは、IBMが提供する日本で最初の「IBM自己管理型オートノミック・テクノロジー・マーク・プログラム」認定ソリューションとなっている。

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