サン、災害対策システム構築サービスを発表 サービス・フェイルオーバーにも対応

サンは、災害対策システム構築サービス「Sun BC/DRソリューション」を発表した。ストレージのデータレプリケーション機能をベースに、サーバ上で稼働するDBアプリケーションシステムのフェイルオーバーにも対応する。

» 2006年10月10日 18時52分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは10月10日、災害対策システム構築サービス「Sun BC/DRソリューション」を発表した。ストレージのデータレプリケーション機能をベースに、サーバ上で稼働するデータベースアプリケーションシステムのフェイルオーバーにも対応する。

 ハイエンド・ストレージ「Sun StorageTeK 99XX」のデータコピー機能を使用して、リモートサイト間のデータレプリケーション環境の設計・構築を行う「災害対策ストレージインフラ構築サービス」と、「Sun Cluster Geographic Edition」によるサーバの「サイト間クラスタ環境構築サービス」の2種類で構成。実回線を使用した実証実験では、約600キロメートルのディザスタリカバリ(DR)に成功しているという。

 参考価格は、両構築サービスともに、構築期間3カ月の東京-大阪間DRで、1000万円から(ハードウェア、ソフトウェア、保守を除く)としている。10月17日からサービス提供する。

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